共働きの皆さんは配偶者と収入差がある家庭も多いと思います。
もれなく私たち夫婦も収入差があります。
おそらく他の多くの家庭は夫の収入が高いケースが多いと思いますが、
我が家は妻の方が収入が高いです。
あまりない視点かとは思いますが、より収入が高い方の視点から我が家の家計管理、家事分担などの家庭運営の心がけについて紹介してみます。
財布は共通化【項目別に分担します】
財布は完全に共有、透明化
我が家は完全にそれぞれの収入はオープンです。
マネーフォワードというアプリケーションで各口座を紐づけているので、
我が家の総資産はいつでもお互いが確認をできるようになっています。
こうすることで、そもそも「それぞれ(妻・夫)の収入」という概念が非常に薄くなります。
「○○家(我が家)の収入」という考え方になるので、それぞれが納得するような使い方を心がけるようになります。
費用負担項目の偏りはあまり気にしない
家賃、光熱費、二人で行ったお出かけ時の出費など、どちらかの口座やクレジットカードに紐付けなくてはいけないものは多々でてきます。
そんなときは「全体の金額が平等になるように…」や「収入の比率に対して負担する割合は…」などと難しいことは考えずに、
項目ごとに紐づけを決めてしまっています。
たとえば、
・妻の会社で家賃補助が出る→家賃は妻の口座から引き落とし
・引越し時に現地にいたのが夫だった→光熱費の手続きをお願いしたので、光熱費は夫の口座から引き落とし
などというように必要に応じてそれぞれの口座から引き落としています。
お小遣いも同額【DINKS時代は月45,000円ずつでした】
毎月45,000円ずつのお小遣い制
個人的にはもう少しお小遣いは減らしてもいいのかなと思っています。
ただ、現状でも毎月手取りの4割ほどは貯金にすでに回すことはできているので、
まだ若い(20代夫婦)私たちとしては、若いときの経験にはお金をそれなりに使おう!ということで、そこそこ多めの金額にしているつもりです。
ただ、
・書籍費
・交際費
・交通費
・美容費
など、この辺りもすべてお小遣いで自己責任で管理をしているので、実際はそんなに多いわけではないと思います。
そして、たまに妻は足りなくなって夫に助けてもらいます。
ボーナス月はいつもより少し多めに支給
多くの会社は毎年2回あるボーナス!!
我が夫婦の会社もよくあるパターンで、6月・12月がボーナス時期です。
この月はいつもの月より少し多めにお小遣いを支給します。
ちなみに、残りのボーナスはすべて貯金です。
だいたいボーナスからのお小遣い支給は、それぞれ5万円前後になることが多いです。
ここでずっと欲しかったけれど、少しお高めのものなどを購入しています。
家事分担は量より内容で分担【お互い得意なものを担当します】
家事とは一言で言ったものの、とっても内容も種類も多岐に渡ります。
我が家は基本的に二人とも適当でズボラですが、お互いの得意(不得意?)を組み合わせて、なんとか家事を回しています。
得意な人が得意なことをやる
我が家は
・夫が服系(洗濯、洗濯物たたみ、アイロン)
・妻がキッチン系(料理、皿洗い、キッチン掃除)と不足品補充系
・二人でその他掃除(掃除機、トイレ掃除、洗面所掃除等)
を行うことが多いです。
私はアイロンがけをしてから朝出社するなんて考えられませんが、
夫は毎日私の仕事用の服までアイロンをかけてくれます。
逆に夫は料理をしたあとのシンクやコンロはあまり触りたくないようですが、
私はそのあたりの掃除はあまり苦になりません。
人それぞれ得意なこと・苦手なことってこんなに違うのだから、
お互いの好みで分担した方が健全だと思っています。
量は適宜話し合って調整する
お互い仕事をしているので、それぞれ繁忙期や閑散期があります。
基本的にはそれに合わせて、8:2の分担になるときもあれば、5:5のときもあります。
「最近自分の方が家事やり過ぎじゃない?不満だー!」と思ったら、すぐに相談するようにしています。
勝手に空気を読んで率先して家事をする
→自分ばっかりやっていることに不満が溜まる
→爆発して空気が悪くなる
こうなるくらいであれば、早めに相談、早めに二人で解決策を考えられたらいいなと思っています。
まとめ:今のところ上手く回っているポイントは?
家事分担と収入の多寡を連動させないから
「収入が多いから(少ないから)〜すべき」という論はたくさんの議論で見かけます。
家庭を日々円滑に運営する際に必要なことは、実際に手を動かしたりするなど人手が必要なことも多いです。
そのような場面で収入の多寡は何の役にも立たないと思っています。
結婚して夫婦となったのであれば一つの単位で動いた方が、
収入の面でも家庭を運営していく上でもやりやすい、というのが今の妻の結論です。
不満があれば、都度言い合うから
家計分担に関しても家事分担に関しても、「嫌だ」「おかしい」というところがあれば、お互いにすぐ言うようにしています。
夫婦にはなりましたが、お互いに「一番近い他人」と思って接しています。
ですので、「なんでわかってくれないの?!」という喧嘩は基本的になく、
不満は都度消化していくスタイルです。
決めたことは柔軟に変更するから
これも我が家の基本スタンスですが、「まずはやってみて、上手くいかなかったら考えよう」という緩い運営です。
お互いの収入も、家計の支出も、仕事とのバランスも、毎日変化するものです。
そういったものに日々左右されながら生きているので、
多少の変更はいつでもあっていいと思っています。
お互いを思いやる気持ちがあるから
最終的には目の前の相手が困っていたら助けてあげる気持ちがあるかどうかが一番大切だろうと思っています。
こんな気持ちを持って過ごせるように、毎日仲良くし続けられたらと願っています。
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