妊婦さんはどこで出産をするのか、一度は迷われる方が多いかと思います。
いわゆる里帰りをするかしないか、ということです。
私は自分の出身が田舎すぎたので、里帰りをするという選択肢はあまり考えませんでした。
ただこの場合、産後のキツイときに、誰が自分や赤ちゃんを助けてくれるのだろう…?と心配になりました。
そこで出した結論が、「里を呼ぶ」つまり、「親(我が家の場合は母親)を自宅に呼んで、一定期間一緒に生活をしてもらう」ということでした。
この方針はすでに妊娠中期頃には決めていたのですが、そこでコロナが流行し始めました。
高齢の親を飛行機に乗せて、リスクを負ってもらって自宅まで来てもらう。正直悩みました。
でも、あらゆる点を検討し、結局方針そのままに里を呼んできた妊産婦の体験談です。
物理的な準備
幸い注文の多い母ではなかったので、特段珍しいものも大変なものも準備していません。
それなりに高齢なので、身体が疲れないようにある程度の配慮はしたつもりです。
独立した部屋
我が家は2LDKで、寝室の他にリビング隣の部屋がまだ空いていました。(将来の子ども部屋)
そこを母親の部屋とし、寝るときはもちろん一人になりたくなった場合は使ってもらえるよう確保しました。
寝具
暖かい気候+真夏ということで、大した寝具は必要ありませんでした。
用意したのは、
- マットレス(アイリスオーヤマ)
- マットレスシーツ(ニトリ、Nクール)
- タオルケット(ニトリ、Nクール)
- 枕(ニトリ)
- 枕カバー(ニトリ、Nクール)
です。
マットレスだけは、Amazonでアイリスオーヤマのものを購入。(約25,000円)
それ以外はすべてニトリでNクールのものを中心に揃えました。
お風呂の椅子
私達は普段お風呂の椅子は使いませんが、母親は60代。足腰も多少弱くなってきているので購入しました。(ちなみに今は赤ちゃんとのお風呂で使っているので買っておいて良かったです)
十分なマスク、手洗いソープ、アルコール(コロナ対策)
コロナ禍ならではですが、消毒用品類は一通り補充しておきました。
心理的な準備 各方面への配慮・根回し
実母に向けて
最大限の配慮とリスペクトを
我が家は、義父母は近所(徒歩圏内)、実父母は飛行機の距離に住んでいます。
また、気候も我が家は南国、実家は北の方なので、かなりの気温差もあります。
コロナ禍での移動ということで、不安なことはないか?などのヒアリングや、体調的に無理がないことを確認しつつ、出産のXデーを待ちました。
子育て観のアップデートの要請
親世代との子育ての常識のズレがあることは、子どもを育てている方であれば、おそらく共感できるポイントかと思います。
子育て雑誌やSNSから仕入れた知識で、ここのアップデートは事前に何度も行いました。
代表的なものだと、
- お風呂上がりに白湯を飲ませる
- 離乳食前の子に果汁を飲ませる
- 洗浄綿で乳首を拭いてから出ないと授乳してはいけない
などなど。
夫に向けて
妊娠期間中に何度も、「約一ヶ月、本当に母親を連れてきても良いのか?」という問いかけは行いました。
少しでも嫌そうな素振りがあれば、いつでも検討し直すつもりでしたが、快諾してくれました。
もちろん育休の取得も多少検討はしてくれましたが、今は昇格を目指している大事な時期ということで、実母も来てくれるので今回の育休取得は見送りました。
義父母に向けて
義父母については、こちらからの配慮というよりは、あちらから大変気を使っていただきました。
本当は孫が生まれて、もっと我が家に遊びに来て会いたかったと思いますが、私の母がいる間は、かなり控えてくれていたと思います。
実家が遠方で、今後は年に数回しか会えないのが分かっているので、せめている間はゆっくり、ということで気を使ってもらえたのかと思います。
これは本当にありがたかったですし、その気遣いが嬉しかったです。
コメント
[…] 今回の話は、「【2020年妊娠・出産】里帰りではなく、里を呼ぶ話〜準備編〜【コロナ禍で…」の続きです。 […]